元証券営業マンの本音で語りたいこと

元証券マンとして証券営業の実情から投資信託や株式のことなども本音で語っていくブログです。

株のトレードはメンタルを鍛えるよりも信じることを変えないと勝てるようにならない理由

株でもFXでも、メンタルの重要性に気付いた時に、「鍛える」という発想を持つことがあります。 確かに、メンタルを鍛えることは初期段階として意味を持っていないわけではありません。 しかし、最終的に「メンタルの本質」とは少しズレていることに気が付…

投資で大負けする人の典型的パターン|投資するなら避けたいこと

投資で大負けする人には典型的なパターンがあります。 これから本格的に投資を始めようとする人は、そのパターンに陥らないようにすることで、大負けする確率を減らせることができるでしょう。 今回は、投資で大負けする人の典型的パターンを紹介します。 投…

株の連想ゲームを制する株式ランキングの使い方

株式ランキングには数種類ありますが、いずれにしてもその使い方が大事だと説明してきました。 監視銘柄の発掘には役に立つ株式ランキングですが、買い付けに当たっては、タイミングを掴むためにチャート分析を行わなくてはいけませんが、株には連想ゲームで…

株の下落率ランキングの使い方|下がった株を買う時は

株の下落率ランキング、値下がり率ランキングをどのように使っているでしょうか。 下がっている株を買うのは馬鹿みたいだと思って、手を出さない投資家もいるようですが、使い方によっては良い仕込みを行うこともできます。 今回は中級者以上の方を対象にし…

株の上昇率ランキングの使い方

株の取引では各種のランキングを使って売買する場合があります。 上昇率ランキングもその一つで、使い方によっては効率的な銘柄探しができるようになるツールだと思っています。 今回は、株の上昇率ランキングの使い方を説明してみます。 前回記事はこちらで…

証券会社の営業って直帰することもある?|できている時はウマウマな営業職

証券会社の営業は、直帰することができると思いますか? 遠くに行ったり、お客さんとのアポの関係で帰社が遅れると、営業職は「直帰」することもありますよね。 今回は証券会社の営業に取って、直帰とはどのようなものかを説明してみましょう。

上昇率ランキングと下落率ランキングは上がり易さと下がり易さを表していない

株の銘柄探しをする時、ランキングを利用することがあると思います。 色々なフィルタリングで銘柄探しをしますが、ランキングは見ているトレーダーの数も多いですし、同じ銘柄が表示されているので、注目銘柄の発掘が簡単にできますね。 今回は、上昇率ラン…

利益が出ない時に証券会社はどんな考え方をするのか

私の証券マン人生で成績上一番しんどかった時がリーマンショックより後の2010年だったかなと思います。 リーマンショックに絡む動きが精神的に辛かったのは間違いないですが、成績上のプレッシャーは2010年を下回ります。 種類が違うだけですので、…

証券会社の入社3年目くらいから求められること|決まっていないのに数字を出す?

証券会社に入社してリテール営業に配属されると、まず新規開拓を行います。 一番多い配属が、一般的な個人の方を主に相手にする営業の仕事に就くことです。 個人と言っても、会社の口座も含みますし、社長さんが会社の口座を開くことがあったり、経理部長あ…

株は魚を貰うよりも魚の釣り方を覚えないと勝てない理由

前回の記事の続編記事です。 株のトレードルールを公開している人はなぜルール公開できるのか理由を考える - 元証券営業マンの本音で語りたいこと 今回は、株の取引ルールを公開している人の中で勝っている人の考え方を参考に、「株は魚をもらうよりも魚の釣…

株のトレードルールを公開している人はなぜルール公開できるのか理由を考える

「株をやるならルールが必要ですよ」と再三に渡って説明していますが、世の中には株のトレードルールを公開してくれている方がいます。 利益を取れるルールを作り上げるのは本当に大変な作業ですし、簡単に教えてもらえるのは不思議に思いますがなぜ公開して…

株の損切りは負け?プロの視点で損切りは負けではない

株の損切りについては下の記事で一度触れています。 損切りすることが苦痛である理由|損することが辛いだけじゃない - 元証券営業マンの本音で語りたいこと 株をやっていて損切りしたことがないという人はほぼいないかなと思いますが、そもそも株で損切り(…

株の銘柄選びの基本|値動きが大きい銘柄はリターンが大きいがリスクも大きい

株の銘柄選びをする時は、どのようなポイントに注目していますか? 何も基準を持たないでトレードしている人は少ないと思いますが、厳格なルールを決めている人も少ないかもしれませんね。 今回は株の銘柄選びの基本を紹介します。 値動きが大きい銘柄はリス…

EU(欧州連合)の量的緩和は確実か|ユーロの見通しは

EUが量的緩和に踏み切る観測が出ていますが、欧州連合の状況は頭に入っていますか? EUはEUでルールを作って連合を維持しているので、大枠を理解するのに各国の状況とEU全体の状況の二つを確認しないといけません。 少し難しさを感じる場合があるの…

証券マンが長財布を使う理由|個人的な経験から

入社から何年目の時だったか定かに覚えていないのですが、上司から一言ありました。 「おまえ、証券マンなら長財布にしろ」 衝撃を受けた一言でした。 なぜなら、その時使っていた財布は彼女からのプレゼントだった二つ折り財布。 二つ折り財布に拘りはあり…

投資で予測の精度を上げるには|自分と他者の視点を区別してバイアスを排除する

トレードの観点から言えば、予測の精度と同様にトレード技術の方も重要ですが、長期投資の場合は、予測の精度が重要になります。 沈んでいく国や為替に投資をしても儲かるわけがないので、投資するに値する投資先をどのように見つけるかが大事です。 投資で…

投資の初心者こそプロならどうするかを考えよう|相場のおかげで買てた人は相場に全てを放出する

投資はギャンブル性があるので、楽しみとして行うことも多いです。 お小遣いの範囲で投資をやることを決めたり、貯金の一部を捨てたつもりで株を始めてみたり、勝ちたいモチベーションも人それぞれでしょう。 実際に勝つ気の無い投資家を、私は何人も知って…

株の初心者は順張りと逆張りのどちらを選ぶべきか

株の取引で大切なことはどんなシステムで取引していくかですが、初心者の内に考えることとして、トレンドに対して順張りで相場に入っていくか、逆張りで入っていくかという問題があります。 一般論として順張りが正しいトレード方法とする場合が多いですが、…

2015年は円高を迎えるのか|中国の情勢から考えてみる

2015年がスタートした現時点でドル/円相場は120円付近でやりとりされています。 これまでの動きと比べて「急速」に円安へ傾いた2014年でしたが、この傾向は2015年も続いていくのでしょうか。 今回は中国の情勢から2015年は円高を迎えるの…

株主優待で株を買う時の注意点|所有効果が売却を難しくする

株を売買する時に株主優待を気に入って買う時があります。 株主優待に力を入れている企業はかなり多く、有名なマネー誌でも頻繁に特集が組まれていますね。 株を長期投資する時は、株主優待も含めた実質的利回りを気にして銘柄選定を行う場合も多いですが、…

株はなぜデイトレードで行うのか|取引回数を増やすメリット

株は短期売買でトレードする人が多いですが、なぜデイトレードで行うかを考えたことがあるでしょうか。 トレードスタイルは、自分の性格を考慮して決める必要があるので、一概にどのトレードスタイルが良いかは言えません。 人のやり方を模倣し過ぎるのも効…

チャートから見えない板読みの有効性|株は板を使えるようになろう

株の板について2つ目の記事です。 株の板の見方を理解する|板の変化をどう考えるか(株の初心者用) - 元証券営業マンの本音で語りたいこと 前回の板読みの所では板の変化について書いていますが、今回はそれをチャートの出来方との関連性で説明したいと思…

投資に勘は使えるのかどうかの判断基準

投資をする時、自分の勘をどのくらい信用していますか? 勝っている人の中にも勘で売買する人がいて、株や投信でもシステムを考案して売買する(自分のルールを作って売買する意味)よりも勘を磨くべきだと考える場合があります。 また、自分の作ったルール…

株の約定状況から買い時を探る|板読みは大口と小口のどちらを優先して判断するか

株を買おうとする時、どんなことを気にして買い時を決めていますか? チャート分析や材料のへの反応、板読みもありますし、ファンダメンタルを重視して足元を敢えて軽視して買い時を探ることがありますね。 今回はその中でも、注文の約定状況によって株を買…

株のデイトレードでルールを作る時の基本的な考え方

株のデイトレードを行う場合、トレードルールの構築は必ず必要になります。 株の短期売買で適当にやって勝てる人は「天才」のみです。 よく自分だけは特別だと考え易いのが相場の世界の特徴ですが、基本的にバカな人は株をやりません。 株を手掛ける人は日常…

証券会社1年目の人へ|新人の時に実践して一番効果のあったこと

証券会社に入社した人へ書くには時期が悪いのですが、2015年入社の人へということも含めて、私が実践した中で一番効果のあったことを証券会社入社1年目の人へ向けて書こうと思います。 「証券営業マンに向けて」ということですが、仕事を始める人全般に…

株の板の見方を理解する|板の変化をどう考えるか(株の初心者用)

株をやる時、板を使って考えるのは常識的な方法です。 株は注文の状況を確認できる「板」の存在を無視して語ることはできません。 株の初心者は、ただ漠然と見ているだけでも感じることは多くあると思いますし、勉強になることは多いと思いますが、今回は板…

上昇相場に乗り切れなかった人がやるべきことは2つある

株がグングン値を飛ばす時に黙って指を咥えて見ているものは辛いことですね。 色々なことを思うはずです。 「もうあがっちゃったから買うのはバカだよなぁ~」 「何であの時買わなかったんだろ。ほんとにセンスがない」 誰でも経験のあることだと思います。 …

相場は常に変化している|対応力こそ勝っているトレーダーが持っているもの

一時落ちた株価もV字の回復を見せていますね。 出来高も20億株以上で推移しているので、やり易い相場が続いていると、感じている個人トレーダーも多いと思います。 最近勝ち始めた人も多くいるようですし、株式相場が盛り上げることは良いことなのですが…

証券マンに外国株式の取引を提案されたら気を付けて下さい|証券営業で一番手数料が抜ける取引とは

こんな記事を書きました。 外国株式の国内店頭取引と海外委託取引の違いとメリット・デメリット - 元証券営業マンの本音で語りたいこと ここでは、外国株の取引きの方法として、「店頭取引」と「委託取引」を説明しています。 記事内で説明していますが、外…