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投資ブログを読んで疑問に思ったことは検索で調べよう|投資はググっていくつかの記事で整合性を取る

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投資ブログについて、下の記事で、ブログは個人的且つ様々な視点から考えが書かれているのが面白いと書きました。

信用できる、参考にしたいブログに出会えると勉強が捗ることにも触れていますが、やはりどんな世界でも「師匠」みたいな人がいると、指針ができるものです。

それは複数いてもいいですし、特定の分野だけ掻い摘む形でも良いです。

 

投資について、そんな勉強の仕方、情報収集の仕方をしたら、一つ問題が出てきます。

 

「師匠だって、間違えることがあるのでは?」

その通りですね。

 

今回は「投資ブログを読んで疑問に思ったことは検索で調べよう」をテーマに、投資はググって(グーグルで調べて)いくつかの記事で整合性を取ることについて、私の考え方を紹介します。

 

勘違いと読み間違い

投資ブログの中には、編集者を置いて本格的にブログ運営をしているところもありますが、多くは個人単体で運営されています。

そうなると、企業・団体ではあるはずのチェック機能は存在しません。

自分では何度か読み返して「これでいこう」とアップしますが、記事毎の納得度合はそれぞれで違うのが現実ですし、ブログ運営者の中でも色々な考えのある部分だと思われます。

 

私は、少なくても自分の中にある真実に忠実であろうと心掛けていますが、勘違いが存在しているのは否定しきれません。

更に、証券マン時代に飲みに行ったりしてもそれぞれで案外意見が分かれることも多く、勘違いを指摘し合うこともあり、一人の意見に従っていこうとするのは間違いであると個人的に思っています。

 

また、我々投資ブロガー達は、何とか伝えたいことを上手く言語化するために日々努力をしていますが、ニュアンスを伝えきることはできないことに悩みを抱えています。

失礼な話としてではなく、ヒューマンエラーとして捉えた場合や、ブロガーの言語化技術を前提にしても、「自分が読み間違っている」ことも念頭に置いて、投信ブログや株ブログを見るべきかなと思っています。

 

恐らく、一人のブロガーの発信した情報を鵜呑みにして信じる人は少ないと思いますが、冒頭に触れている「師匠」についてはやはり複数人必要ですね。

他を切っていく技術も身につけていくと更に情報収集の精度は上がっていくと思います。

 

特定のキーワードは検索を

最上部のリンク記事では、色々な考え方を提供してくれるツールとして投資ブログを活用できるとしていますし、足りないところをアナリストレポートやファンドリポートなどで補うのが重要ともしていますが、特定のキーワードに関してはしっかり検索をかけて、いくつかの記事で理解することも大切です。

 

記事を読んでいると類推も可能ですが、間違った認識のもとになりますから、調べてみると、覚えるのは時間がかかるとしても、勘違いはかなり減らせますし、一般論とのかい離も発見できたりします。

 

「え?本当に?」

って、投資ブログを読んでいると思うことがあると思いますが、そういう時はチャンスです。

感情が動いた状態で調べものをすると着眼点がしっかりして、興味も持ちながら情報収集ができますから、身となり骨となる知識が付くはずです。

何となしに読み物として流し読んでいる時とは違って来るかなと思います。

 

独自の視点は危険もはらむ

面白い着眼点や主張は、危険も伴っているので気を付けましょう。

一つの事実に対し、見方は色々あります。

「なるほど~」とうならせるものもある一方で、ただのこじつけになってしまっているものもあるのが現実かなと日々感じています。

 

そんな時に、その疑問点を検索で調べていくつか記事を読むと、大方の見方と個人の見方との差がよく分かります。

確かに時間はかかってしまいますから、毎度毎度はできませんが、投資判断の材料にするならその程度の時間は確保したいところです。

 

何度か繰り返し、各ブロガーやアナリストの主張を掻い摘むように情報収集していると、偏見と一般論がより分かり易くなります。

そのために割く時間も段々短くなっていくので、掘り下げたいところはどんどん深堀していけばいいですし、そこまでの必要性がないことでしたら、着眼点だけを頂いてそこから自分の判断を下すようにしていけば良いかと思います。

 

投資に関することは、一般論を把握することも大事なことです。

投資家全体としてどのように捉えているかを把握できないと、次の行動が読めないので、或いは次のニュースの影響度が計れないので、「一般的にどう捉えられているのか」を把握するするのには、時間をある程度取っても良いのではないかと考えています。

 

まとめ

今回は、「投資ブログを読んで疑問に思ったことは検索で調べよう」ということで、ブログを勉強のきっかけにする考え方や一般論をしっかり把握することの大切さなどを紹介しました。

前回記事と合わせて読むことで、個人ブログ活用の方法がより精度を持つのではないかと思います。

 

私はアナリストレポートとかでも、一人が書いたものをそのまま知識とはせず、必ず複数確認します。

個人的な意見が少ないものでも、そのような活用の方法を取っているので、個人ブログなら尚更だと思いますね。

一つのことにかけられる時間はそう多くありませんが、ガセっぽいネタだったり、偏見に近い見方を「正しい」ものと認識しないように、活用の方法は重要です。

(当ブログも当然、それに含まれます)

 

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