元証券営業マンの本音で語りたいこと

元証券マンとして証券営業の実情から投資信託や株式のことなども本音で語っていくブログです。

そういえば女性証券マンと飲みに行って相場の話が中心になったことが無かった

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自分で書いたコメントで思い出しました。

 

 証券マン同士で飲みにいけば8割近く相場の話をすることも多い

 私のコメントの一部ですが、これは男性のみの場合のことをイメージしています。

というか、勝手に頭の中でイメージしていました。

 

今回は、女性証券マンと飲みに行って相場の話が中心になったことが無かったというテーマでお送りします。

 

 

女性がいれば飲み会も変わる

女性を誘って飲みに行く機会は、職場によって頻度は変わってくるところでしょう。

私の場合は、社風というより現場ごとで女性と飲みに行く回数に大きな差がありました。

 

ある支店長の下ではほぼ毎日。

そして部店が変われば月1~2くらい。

 

それでも頻繁に女性も一緒に飲みに行く機会が多かったのは社風なのでしょう。

周りにいる女性毎にも違ってくる微妙な問題ではありますが。

 

女性がいる証券マン同士の飲み会は、あまり暗くならないという特徴があります。

男同士だけでは暗くなることもあれば、「もう駄目じゃね」的な話に終始する場合もありますが、女性が含まれるとそうなったことはありませんでした。

 

やはり男としてカッコ付けたいんでしょうね。

 

男女というのは、どこかで意識しているものであって、その女性に興味があるかないかという問題を超越していそうです。

 

それでも、証券マン同士だから仕事の話が中心ではあるんですよね。

 

私は少し特殊な事情があって、他の証券会社にも知り合いが多くて、月に1度は社外の証券マンとも飲んでいました。

合コンとはいいませんが、ハタからみればそのような状態の飲み会も多くて、女性証券マンと飲む機会は多かったと言えます。

 

そんな飲み会でお互いの話を合わせていくには仕事の話が一番手っ取り早くて、よく話題になっていました。

 

当初の目的も、同業他社の人と飲みに行くというのが軸にありますので当然のことでしょう。

 

そういったことを全部合わせても、女性がいるとなぜか相場の話が中心にならないのが今考えると大変不思議に感じます。

 

成績がこんなだとか、お客さんがこんなこと言っているというようなことは話題になりますが、これから相場がどうなるとか等の話にはなりませんでした。

 

銘柄が出ることも稀で、特にこれを今ストックしている(ためている)とか、一押しの銘柄はこれだとかの話はほぼ皆無でした。

 

あくまで経験ですが

どの証券会社でも女性の証券マンは、会社の示す見通しをそのまま顧客に卸すような担当の仕方をする人が多くいました。

 

個別の対応も上司に確認しながら行う人も多く、真面目だからこそ自己の判断よりももっと経験と知識のある人や会社の判断を優先するイメージですね。

 

そういうこともあり、女性のいる飲み会で相場の話が出た場合も、女性は聞き役に回ってしまうことが多くありました。

質問はしてくれるので雰囲気が悪くなりはしませんが、主張がないのでみんなで話すには話題が適していない感じになることが多かったのです。

 

時々、酔っ払うと議論になり易い男性に比べ、女性はあまりそういうことが好きではないですし、男性の議論を聞かせるような飲み会に女性を連れていくのも気が引けますから、相場の話しにはならなくなったのでしょう。

 

また自由度の高い株式提案も、女性証券マンは会社推奨のものを選びやすく、顧客の興味の方を土台に話をする機会が多いです。

 

それに対し男性は、顧客へ自分の推奨銘柄を提案する機会が多くなります。

その銘柄は会社推奨のものであれば、全く違うこともあり、自己の分析を大事にする男性社員が多くいました。

従って、男性証券マンで飲みに行けば自分が推奨している銘柄の魅力を語ったり、他の人の銘柄に対し意見をするようなことも多いのです。

 

女性の証券マンが意識が低いというわけではないのでしょう。

仕事に対しては男性より真面目だと思うこともよくありました。

 

先程も触れているように真面目さが販売員色を濃くしているように思います。

自分がどのように思うかよりも、会社の方針に従って、やるべき仕事をやっていく。

もしそれが悪い方向へいくことになってもそれは会社が悪いのであって、自分の相場観よりも精度は高いだろうとの考え方が目立っていたように感じます。

 

プライベートと仕事を分けるタイプも女性の方が多く、自分の相場分析のためにプライベートの時間を削ることにも抵抗があるのかもしれません。

 

従って、「あのアナリストの言うこと全然当たらない」とかの話しはよくしますが、「最近上がってきているこの銘柄面白いよ」とかの話しにはならないです。

 

あくまで私の証券マン経験で思うことですので、業界を象徴できているかはわかりません。

他社との交流も多かったとはいえ、何度か飲みに行ったとしてもその女性の考え方を把握するのは至らないでしょう。

 

しかし一方で、今回の記事に至るほどの傾向は見えていました。

 

それが女性的な感性なのかなというイメージです。

 

特に証券マンの中でも、男性はギャンブルをする人が多く、女性はほぼ皆無です。

投資に対する根本も大分変わっていそうな感じを持っていますので、今回の話にはそこも関係していると思っています。

 

コラム的な要素が強くなりましたが、

「そういえば女性証券マンと飲みに行って、相場の話しが中心になったことが無かったな」という話でした。

 

 

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