元証券営業マンの本音で語りたいこと

元証券マンとして証券営業の実情から投資信託や株式のことなども本音で語っていくブログです。

損をすると目を逸らしてしまう人は株が向いていないかもしれない

 スポンサードリンク

f:id:Brightfuture:20150204114314j:plain

自分が見たくないものや嫌なものって、誰でも避けたくなるので目を逸らしてしまうことって多いですよね。

 

株の場合は、損をした時に目を逸らしたくなります。

日々値段は変わるのですが、見ていることも辛いと感じて損失状態になった株を放置してしまうことはよくあることではないでしょうか。

 

損をすると目を逸らしてしまう人は、そのままでは株で勝つことが非常に難しいです。

今回はその理由と対処法を考えてみます。

 

成長の機会

株で損をした時は、その全てが悪かったわけではありません。

勝ったり負けたりを繰り返しながら、トータルで利益を追求していくのですから、負けることは日常茶飯事であり、むしろ損失計上によってメンタルに悪影響が出ない考え方の方が必要です。

 

しかし一方で、構造的に欠陥があり、負け続けていく投資家もいます。

気分だけで売買する人は少ないと思いますが、自分のトレードルールに重大な欠陥があったり、株のトレードをする時に自分で決めたルールが守れなかったり。

理由は様々あるので、自分で自分のトレードを振り返り、対策・対処を取らないといけません。

 

 

 トレードをする際は、上の記事でも言っているように、様々な情報が残せるように取り組むでべきです。

株などの投資全般は、自分の考えがかなり色濃く出る世界なので、一般的に正しい行動を自分にフィットするようにある程度加工する必要があるからです。

 

損失を抑えて利益を伸ばす。

よく言われることですが、10回に1~2回しか勝てないことを自分が許容できるかは人ぞれぞれであり、もし自分が10回に5回は勝てないと精神的に辛いと思うのなら、そういうシステムを組まないといけないはずです。

自分に合っていないトレードルールを守ることはかなり難しいことですし、個人的には不可能だと思っています。

 

こういったことに、確信を持って自分の考えを深くまで知るためには、トレード中に自分が思ったことを蓄積したり、負けの原因を追究していく姿勢が大事になりますので、損失には向きあう必要があります。

つまり、損失は成長機会であり、次に繋げていくべきものだということです。

 

もし、損をすると目を逸らしてしまうのなら、この成長機会を失ってしまうことになります。

ボロ株を掴んでしまったのに、損切りできないのであれば、損失が膨らんでしまいますよね。

株を買って一度保有をしたなら、どんな状態になったとしても思考を止めずに最善の投資行動を取れるように、絶えず状況把握に努めるべきですが、損に目を逸らす人はその対処を誤る可能性が高い上に、その損失から学びを得ることができないでしょう。

 

何度か逃げても良いがどこかで変わらないといけない

恐らく、自分の損に対して目を逸らしてしまった経験のある投資家は圧倒的多数だと思います。

少なくても証券会社の対面営業で私が担当したお客さんの中には、損に向き合わずに「放置」を決め込む人が多くいましたし、全体的な傾向として顕著でした。

 

何度か損に目を逸らすことがあっても仕方ないでしょう。

上がると思って買った株ですし、すぐに売らないといけない局面というのもなかなかないもので、いずれ上がってくる銘柄も多いです。

本来は時間効率を気にするべきなのが株ですが、人は損失を避けたい願望が強いので、致し方ない部分もあります。

 

しかし、もし自分のトレードに予定していない損失を被るような時があるなら、確実に株で勝てない原因となります。

コツコツ利益を積み重ねても、どこかでドカーンと負けるのであれば、トータルの勝ちは見えないですし、定期的に途方に暮れることになります。

損に目を逸らして投資資金を眠らせてしまえば、ボロ株ばかりを抱えることになるのも確実ですよね。

 

株をやっていれば、自分が変わないと勝てないのだと感じる瞬間を迎えると思います。

何度か損失から目を逸らしていれば、結果がどうなるか分かってくるので、そのままではいけないと思えるはずです。

その機会を大切にして、しっかり向き合えるように訓練するべきだろうと思います。

 

向き合えない人は損切りシステムを強固にする

訓練しても損に目を背けてしまうなら、損切りシステムを強固にするしかありません。

このままでは勝てないと思うのなら、やはり対処が必要であり、ただ「次こそは」って思っていても恐らく同じ結果を繰り返します。

 

具体的には、損切りラインの設定ルールを作り、逆指値を入れておくことです。

最初は機会的に10%の損失で限定させるとかのルールから始めて、段々と自分のトレードスタイルに合わせるようにしたら良いかなと思います。

とにかく一度入れた注文は「動かさない」「取り消さない」ことが重要で、ここから訓練することになろうかと思いますが、案外難しく感じることもあるかもしれません。

 

自分の嫌なことに目を逸らしてしまうのは、防衛本能が絡む問題なので、数回改善させることができたとしても心の隙を突いて繰り返すことは多いはずです。

「またやってしまった」

投資の世界ではよく起こることですから、そこで「次こそは」とはせず、どのように対処をすれば繰り返しのループから抜け出せるかをシステム面で考えるべきでしょう。

結果は結果ですので、たまたまと考えるより繰り返すものだと考えた方が良いです。

 

結局は損と向き合うことに

上で説明したことも、実は損と向き合うことになっています。

その瞬間には目に映らないように工夫をしているだけで、ルール構築の必要性を考える時も、どのように損を限定させるかを考えている時も、結局は自分の損と向き合うことから始まります。

 

そう考えると、やはり損をすると目を逸らしてしまう人は株に向いていないのでしょう。

訓練でどうにかなるレベルとそうではないレベルがあって、努力だけでは越えられない壁があるように思います。

もし、自分が該当するなら投資信託などの長期投資をはじめる方向で考えてい行った方が「投資で利益を得る」という目的は達成し易いのかもしれません。

 

もちろん、ある程度の期間で取り組んだ結果で判断するべきですし、自分の感覚的なものも重視されるべきです。

自分の性格に合った売買ルールを作れば良いのですから、違うアプローチによって自分と向き合うことも可能でしょう。

 

とにかく、しっかりとシステム面から見直しをすることが大事で、間違った方法を取り続けることは避けるべきだと思っています。

「損をすると目を逸らしてしまう人は株で勝てない」ことを意識して考えれば、自分に必要なことが見えるかもしれません。

 

まとめ

今回は、損をすると目を逸らしてしまう人を対象に、なぜ勝てないのか、どのように考えていくべきかを説明しました。

 

損に目を瞑ってしまって、放置した結果大きな損失を被る経験は多くの人がしています。

その経験をすることは避けて通れない部分もあります。

 

大事なことは、そこからどのように対処をしていくかですので、自分の売買記録とよく向き合うことが重要ですね。

損に目を逸らし続けていると、トータルで勝つことが大変難しくなるので、注意をしましょう。

 

関連記事:

広告を非表示にする