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株のデイトレードでルールを作る時の基本的な考え方

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株のデイトレードを行う場合、トレードルールの構築は必ず必要になります。

株の短期売買で適当にやって勝てる人は「天才」のみです。

 

よく自分だけは特別だと考え易いのが相場の世界の特徴ですが、基本的にバカな人は株をやりません。

株を手掛ける人は日常で一定レベル以上の人です。

それでも過半数を大きく越えて負け越している現状を客観視すれば、やろうとしていることの難易度は推し量れるでしょう。

 

今回は、株のデイトレードでルールを作る時の基本的な考え方を説明するので、まずは手法固めをしっかり行い、勝てるようになる道を確実に踏み出しましょう。

 

知識と経験を蓄積するためには

株のトレードは完全に技術です。

ただクリックして、放置して、利食いかロスカットして終わりなのですが、スポーツと一緒でやり方を聞いても、まずできません。

 

なぜなら、一つ一つの工程にはいくつもの判断の分岐点があり、それを一定のルールの元で繰り返すのはとても難しいからです。

チャート分析は、客観性を担保してこそ意味のあることですが、お金がかかっているとそれ自体がとても難しいのです。

 

負けている時と買っている時、株を持っている時と持っていない時で普通の人は考えが変わります。

総合的な収支でも影響を受けますが、それらは全てトレードを行う上で邪魔になるものです。

株は上がるか下がるか、勝っているいるトレーダーでも分かっていません。

分かっているのはどちらかにいずれ動くことであり、その確率の高い方に乗り続けているだけです。

 

確率に身を委ねることが想像以上に難しいことは、ある程度トレード経験のあるトレーダは分かっているところでしょう。

60%の勝率でも5連敗する確率は約1%あります。

100回トレードすれば5連敗することも普通で、それがもしかしたら最初のトレードかもしれません。

普通の人は5連敗してから冷静に坦々とトレードすることはできないはずです。

確率を勘違いして大勝負に出る人も出てくるかもしれませんね。

「これだけ負けたんだから次は勝てるはずだ」と。

 

勝率が60%あるトレードシステムを作ること自体難しいのに、それを実行するのも難しいのがデイトレードの世界です。

生半可な気持ちで始めてしまうと、高い授業料が発生するはずです。

 

しかし、まだ学びを得るなら問題はないでしょう。

切羽詰まって株をやる人は少数派ですし、そんな人は悪いことを言わないのでやめておいた方が良いとアドバイスしたいです。

最初は自分への投資だと意気込んでも学びを得るための方法を取っておかないと授業料を収めているつもりが、ただ摂取される人になってしまうので気を付けねばなりません。

 

それではどのように経験と知識を蓄積するべきでしょうか。

私はそれについて以前、このような記事を書きました。

まずはトレードノートを用意します。

詳しくは上記リンク記事を参照して頂ければと思いますが、蓄積をしっかり行うためには、ただ反省することだけでは足りないので、対策を取りましょう。

 

そして、次の話が今回の主軸に当たる内容です。

株のデイトレードでルールを作る時は一貫性を持った取引が不可欠ですので、そこを詳しく説明していきましょう。

 

トレードに一貫性を持たせる

トレードを行う時は、「感情が邪魔をしますよ」とお伝えしてきました。

例え勝てるシステムを持っていたとしても、そのシステムが正常な状態で運用することはとても難しいわけですね。

(何度かこのブログ上で言っているのですが、システムはプログラムを意味するのではなく、あくまで裁量取引について言っています)

 

では、ルール作りをする上で一番重要になることとはどんなことでしょう。

 

それは取引の全てに一貫性を持たせることです。

取引きの一貫性とは、株を買う時と売る時の判断を統一することです。

 

例えば、一目均衡表の雲を上抜けしたから買ったとしましょう。

この時の買いの根拠は雲がサポートになるから雲の上抜けで買ったということですね。

では一貫性のある損切りはどう設定したら良いでしょうか。

 

それは、雲を下抜けしたポイントです。

同じ根拠で売り買いを考え、取引に一貫性を持たせます。

言い方を変えれば「買いの根拠が否定された時」に損切りを行うということです。

 

問題となる場合は、例えば雲の下抜けをしたけどもう少し下に移動平均の200日線があるとか、ボリンジャーバンドの-2σがあるとかを理由にして、買いの根拠が否定されたのに持ち続ける時です。

これでは、何が問題でトレードが上手くいっていないの分かりませんし、適当に買って売っているのと同じ意味になってしまいます。

 

さらに悪くなると、好材料が出たから上がるはずとか、前回決算で最高益だったから上がるはずだとか考えて、根拠がもはやチャートでなくなってしまうことも多いです。

デイトレードでなければそれでも良いと思います。

投資なら始めから業績面で買って、5年とかの成長を期待する手法は有効である場合も多いですし、一貫性の観点からは「業績」という点で担保されているとも取れます。

 

しかし、株のデイトレードで一貫性を失ったトレードを行うと、トレードの勝敗を分けたポイントの分析ができないのです。

どこが良くてトレード成績が向上したのかが分からなければ長期で勝つことはできませんし、まだ勝てているなら問題はないですが、もし負け越しているなら勝つための施策も一貫したトレードシステムをひいていなければ試行錯誤できません。

つまり、客観的には自分が何を行ったのかが説明不可能になってしまい、それは即ち分析ができないことになってしまうのです。

 

トレードの世界でも日常と同じように、失敗しながら、問題を発掘して解決していきながら成長を目指します。

それには、先程から述べているように経験や学びを蓄積することが大変重要です。

しかしながら、一貫性がなく、ハタからみたら適当にやっているトレードをいくら繰り返したところで、上記目標を達成することはできなくなってしまいます。

 

とても無駄な散財となったしまうでしょう。

そんなことは防がないといけません。

 

ルールを確立するために

一貫性の重要性を理解した上で、次にルール作りの基本を説明します。

トレードルールを作る際は、テーマを決めましょう。

移動平均なら移動平均、ボリンジャーバンドならボリンジャーバンドでルールを考えます。

当然ながら、トレードの入り口と出口の両方を統一してテーマに沿ったルール作りをしないといけません。

 

勉強しようとする期間で大切なことは、とにかく何を学ぶのかをはっきりさせることです。

一度や二度負けただけでぐらつくのなら最初からやらない方がマシになってしまうのでルールを作ろうとする時は、得たい経験と知識を特定しておきましょう。

 

最初はルール作りを具体的なシステムに落とし込むことができないはずです。

経験上、それは仕方ないです。

そこにも壁はありますので。

 

でも学びはあります。

一貫性を確立させることも技術ですから簡単にはできないと思います。

最初はそれで良いです。

とにかくテーマを決めて学びを得ていくことで段々洗練されていくので、ルール作りの最初は、入り口と出口を統一していくことに努め、一つのチャート分析法に拘ってみて下さい。

学びを得ることに注力すれば、成長することが可能になります。

 

適当にやっているつもりがなくても、トレードは適当になりがちです。

その瞬間瞬間に思った通りに動いているだけという結果は非常に多いです。

それを改善するのがまず第一歩です。

足枷をはめるような感じですので、ストレスがたまると思いますが、短期でトレードをやるなら必要なことだと思っています。

 

まとめ

 株のデイトレードでルールを作る時の基本的な考え方を説明しましたがいかがだったでしょうか。

 

経験と知識を蓄積するためには一貫性のあるトレードを積み上げることが大事であり、それがトレーダーとしての成長を促していくと言うのが主な論旨でした。

 

株は相場環境で勝てる率が大きく変わりますから、今の環境でどれくらいの株式トレーダーに届くのかは計りかねますが、早めに気付けると後でしっぺ返しを受けずに済むかなと思います。

 

一貫性のあるトレードを積み重ねていきましょう。

 

 

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