株やFXで収支の報告をしている日記系ブログのPVが伸びる時
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このブログにきて下さる方は他にも色々なブログを読む機会があると思います。
そのブログ達のPV(ページヴュー=読まれたページ数)が伸びる日って実はパターンが見受けられます。
完全にそうなるわけではありませんが、傾向が見えるので、今回紹介したいと思います。
株やFXの日記系ブログのPVが伸びる日ってどんな時だか紹介しながら、その先にあるものについても考えてみたいと思います。
どんな時に日記が読みたくなるのか
投資ブログの日記系の特徴はその日の損益を公表していることです。
特にデータまでアップしているブログは、勝っているデータが並べば人気になります。
そこで管理人の言っていることをよく勉強していると、勝てる要素が詰まっているはずですから当然ですね。
しかし、自己研鑽だけがブログ訪問の理由ではありません。
負けているブログにも一定のユーザーが訪れます。
これが今回のテーマに密接に関係しています。
株やFXの日記系ブログを読みたくなる日の特徴の一つが、自分が負けた時です。
負けた悔しさを紛らわすためには、誰かがもっと負けていたり、皆が負けていれば癒されるわけです。
勝っている人でも負けているからしょうがないとか、いつも負けている人の日記を読んで、まだマシだと安心したいニーズは結構多かったりします。
皆さんも経験がおありではないでしょうか。
もちろん前向きな人もその中にはいて、大きく負けたからこそ、どうにかしようと勉強のためにブログ訪問する人も多いです。
結果として、株やFXの収支報告している日記系ブログのPVが伸びる時の代表が
「株安円高の日」
ということになります。
負けている人を確認して安心したいニーズと、負けたことでどうにかしたいというニーズの両方が重なりPVが伸びていくのですね。
自分の不幸を、さらに不幸な人を見ることで紛らわしたいという人は多く、大きく動いた日の損失報告は同じトレーダー連中に好評です。
ブロガーとしてはたくさんの人に読まれたい思いは持っているでしょうから、その点では悪くない関係なのかもしれません。
また、大きく動いた時は何でそうなったのかや、今後の見通しをどのように捉えているかも気になります。
普段は放置型のトレードスタイルでも、大きく動いた日は情報収集のためにブログ巡りをする人も多いです。
日記系の投資ブログは、何で動いたのかやどんな雰囲気だったかを掴むことができるところも多いので、状況把握といった観点でも適しているのでしょう。
負けた日に負けた人を確認しても成長はない
株やFXで収支の報告をしているブログを巡る理由が、ただ単に情報収集や自分が勝てるようになるための自己研鑽でしたら何の問題もありません。
しかし、誰か負けている人を探していたり、自分よりも不幸な人を探すためでしたら問題があります。
多くの人が負けているだろう時にPVが伸びることに私が気付いたのは、自分がその行動を取っていたからです。
負ければ悔しいですし、怒りをぶつける先もありませんから、自分のなかの感情を上手く処理することが難しいです。
しかし、自分以外負けている人を知れば、何だか自分が悪かったのではない気がして少し気が晴れます。
たくさん負けている人を知れば、自分はまだ幸せだと落としどころが見つかりますよね。
ここで書いてしまうと汚い行動ですが、ネットをただ回っているという行動自体は、どこかで自分が成長できるエッセンスを探しているという大義名分もあったりするので、抵抗なくやっていました。
しかし、それはいつの日か全くやらなくなります。
こちらの記事(株式取引のトレードノートの必要性|経験を蓄積してトレードに生かす)でも触れているように、自分のトレードに向き合うようにしたからです。
自分が負けたことから逃げるように考えている内は、恐らく成長が遅いと思います。
自分以外の外に原因を求める場合も、同じようになかなかトレーダーとしての成長が難しいでしょう。
自分の性格にもよるのでしょうが、私の場合は悔しさを紛らわすよりは歯を食いしばって力に変える方が自己の成長に繋がりました。
精神論になってしまってはいけませんが、トレーダーに取ってメンタル面は重要なので、どこかの時点で自分のトレードには向き合った方が良いと思っています。
リンク記事ではトレードノートの必要性として説明していますが、この記事も論旨は同じです。
別に負けた日に日記系のブログ訪問を止めた方が良いという意味ではありません。
しかし、そのブログで負けた人を確認しても自分のトレード結果が変わるわけではありませんので、そのネットサーフィンに使う時間より、最低限多くの時間を自分のトレード結果の分析に充てるべきでしょう。
小さな行動から始めてみると、成長は段々加速していくのではないでしょうか。
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